カナザワ映画祭2017「あなーきー・いん・ざ・にっぽん」ラインナップ発表
- 2017/10/22
- 21:39
カナザワ映画祭2017「あなーきー・いん・ざ・にっぽん」
会期:2017年11月23日(木・祝)~26日(金)
会場:仙台桜井薬局セントラルホール

★「期待の新人監督」阪元裕吾監督特集
これを全部見れば、君も映画史の目撃者!
新作プレミアム上映
『スロータージャップ』
新たなる食人鬼映画、ここに誕生!
どいつもこいつも、シチューの具にして食ってやる!
この作品で、暴力自主映画の頂点を目指します。今年公開の日本暴力映画など眼中なし!



期待の新人監督2017年グランプリ作品
『ハングマンズノット』
コミュ障大学生、暴力を発散し続けるクレイジーヤンキー兄弟。
出会ってはいけない2組が出会ってしまった時、無関係な人間を巻き込んだ殺し合い抗争劇が始まる!
カナザワ映画祭2017期待の新人監督&出演俳優賞(安田ユウ)のダブル受賞作品


阪元監督短編集
『べー。』
学生残酷映画祭2016グランプリ&観客賞受賞。暴力シーンのつるべ打ちと映像美。そして迎える甘く切ない結末に、多くの人が感動!

『ぱん。』
MOOSIC LAB 2017 グランプリ&主演女優賞(辻凪子)パン屋を舞台に、人種問題勃発!

『修羅ランド』
「なんでこんな目に合わなあかんねん……」
オヤジ狩りした相手がヤクザだった!


ゲスト

阪元裕吾(監督)
京都造形芸術大学映画学科映画制作コース4回生
初の中編監督作品『ベー。』で学生残酷映画祭2016グランプリ&観客賞受賞
初の長編監督作品『ハングマンズノット』でカナザワ映画祭期待の新人監督2017グランプリ
辻凪子との共同監督作品『ぱん。』でMOOSIC LAB2017短編部門 グランプリ

安田ユウ(役者)
京都造形芸術大学映画学科俳優コース4回生
出演歴
青山真治演出の舞台「榎本舞掲」出演。
阪元裕吾監督作すべてに出演。『ハングマンズノット』でカナザワ映画祭 期待の新人監督にて出演俳優賞受賞。

吉井健吾(脚本家、役者)
京都造形芸術大学映画学科映画制作コース4回生
俳優を目指していたわけではないが、阪元裕吾監督作すべてに出演。危険な撮影にも果敢に挑戦する。

松本卓也
京都造形芸術大学映画学科俳優コース4回生
出演歴
大森立嗣監督『セトウツミ』、内藤瑛亮監督『許された子どもたち』、阪元裕吾監督作すべてに出演。
パワフルな関西弁で捲し立てる演技に定評がある。
★日本をSUISUISUIする。スケーターBABU特集

『全国滑板道中記』









ゲスト
BABU(ストリート・アーティスト、彫師、スケーター)
北九州の小倉を拠点に国内のみならず海外でも活躍中。詳しくは現在発売中の雑誌「Ollie」の大特集を参照!
★日本アナキズムと日本ファシズム 大杉栄と甘粕正彦
康芳夫×鈴木邦男トークショウ



康芳夫
虚業家。伝説のプロデューサー。1937年東京都生まれ。東京大学(教育哲学専攻)卒業後、興行師神彰の元で呼び屋として活躍。その後独立、三島由紀夫が通いつめた「アラビア大魔法団」、「インディ500マイルレース」などを呼ぶ。また、『家畜人ヤプー』プロデュース、ネッシー捕獲探検隊結成、モハメド・アリ戦の興行、かのオリバー君招聘、アリ対猪木戦のフィクサーなどをこなし、メディアの風雲児として、最近はTVドラマ『ディアスポリス 異邦警察』、映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』(熊切和嘉監督)裏都知事役で出演。怪優・迷優として活躍を続けている。

鈴木邦男
1943年福島県生まれ。1967年早稲田大学政治経済学部卒業。学生時代から右翼・民族運動に関わる。同大学大学院政治学専攻中退後、産経新聞社勤務を経て、1972年に「一水会」を結成。現在は政治団体から身を退き幅広く活動。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)共同代表。著書に『公安警察の手口』『右翼は言論の敵か』、『愛国者は信用できるか』、『〈愛国心〉に気をつけろ!』、『憲法が危ない!』、『天皇陛下の味方です━国体としての天皇リベラリズム』など。
★あなーきー・いん・ざ・にっぽん
『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』
大正時代を舞台にアナキストに絡む和美人と西洋美人が裸身姿や濃厚抱擁シーンで恍惚の美を競い合う。

『宵待草』
大正時代を舞台にアナキストの青年と財閥令嬢の物語。

『小林多喜二』
築地署の特高警察に拷問され惨殺される若き小説家!

『エロス+虐殺』
大正時代の大杉栄と伊藤野枝の物語が時間を超えて展開する。

『憲兵とバラバラ死美人』
昭和12年、仙台の陸軍歩兵連隊で猟奇事件が発生。主人公の憲兵が事件を探る。


『パルチザン前史』
都市ゲリラ戦の教科書的記録映画。

『新宿マッド』
「お前たちの方が犬だ! 」
「明治維新も新撰組ももうたくさんだ! 」
「なんのための革命だ! 」

『三里塚 第三次強制測量阻止斗争』
機動隊と百姓の闘いの記録。百姓は人糞爆弾で機動隊に抵抗する。

『現代好色伝 テロルの季節』
政治闘争が激しい世間をよそに団地で女二人と3P三昧の青年。
「俺はこうやって女二人に囲まれて生きていた方がよっぽどいいよ」


『堕靡泥の星 美少女狩り』
優生思想に染まった青年が自分の力を濫用する。

『戦争の犬たち』
今、日本で最も危険な男たち。

ゲスト

杉作J太郎(漫画家・俳優・タレント・ミュージシャン・ライター・映画監督)
1961年愛媛県生まれ。「男の墓場プロダクション」代表。

飯島洋一(役者、実業家)
1949年東京生まれ。『戦争の犬たち』主演、『戦場のメリークリスマス』、『水のないプール』、『盲獣vs一寸法師』、『ヒーローショー』etc.チラッと映ってます!杉作J太郎監督デビュー作『任俠秘録 人間狩り』なんと、主演です!〜ポット出版取締役会長もやってます。最新出演作品『禅と骨』。
『山谷 やられたらやりかえせ!』
佐藤監督はこの作品の撮影中に、その遺志を継いだ山岡監督はこの作品の完成後に労働者と敵対していた暴力団組員により殺害された。佐藤監督の死とそれに続く反撃の暴動からこの作品が始まる。

『暗号名 黒猫を追え!』
日本に潜む共産国スパイを追え!

『文学賞殺人事件 大いなる助走』
賞欲しさにテロに走る青年。

『ラザロ』
「金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる。それがこの社会のカラクリや」そう呟きながら、無表情で犯罪を遂行していく怪物的ヒロイン……マユミ。彼女は社会からはみだした女たちを組織し、資産家を殺してその財産を奪い、偽札をばら撒いて経済テロを目論み、この世界の破滅とその後に訪れるであろう再生を希求する。3部構成からなるこの物語は、マユミと彼女の意志に共鳴した女たちの闘争の記録であり、精神の叫びである。

『気仙沼伝説』
2006年に製作されながら、ごく一部の機会をのぞき通常公開されることのなかった幻の作品を上映。
「『気仙沼伝説』について」小林政広


ゲスト

小林政広(監督)
1954年東京生まれ。 15歳の時フランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』(1959)に衝撃をうけ、映画監督になることを決意。第8回城戸賞受賞を機に脚本家として活動。1996年初監督作品『CLOSING TIME』を製作後『海賊版=BOOTLEG FILM』(‘98)、『殺し』(‘00)、『歩く、人』(‘01)、『バッシング』(’05)をカンヌ映画祭へ出品。ロカルノ映画祭出品作『愛の予感』ではロカルノ映画祭 最高賞含む4冠同時受賞など海外での評価が高い。最新作は『海辺のリア』(’16)。

タイムテーブル

会期:2017年11月23日(木・祝)~26日(金)
会場:仙台桜井薬局セントラルホール

★「期待の新人監督」阪元裕吾監督特集
これを全部見れば、君も映画史の目撃者!
新作プレミアム上映
『スロータージャップ』
新たなる食人鬼映画、ここに誕生!
どいつもこいつも、シチューの具にして食ってやる!
この作品で、暴力自主映画の頂点を目指します。今年公開の日本暴力映画など眼中なし!



期待の新人監督2017年グランプリ作品
『ハングマンズノット』
コミュ障大学生、暴力を発散し続けるクレイジーヤンキー兄弟。
出会ってはいけない2組が出会ってしまった時、無関係な人間を巻き込んだ殺し合い抗争劇が始まる!
カナザワ映画祭2017期待の新人監督&出演俳優賞(安田ユウ)のダブル受賞作品


阪元監督短編集
『べー。』
学生残酷映画祭2016グランプリ&観客賞受賞。暴力シーンのつるべ打ちと映像美。そして迎える甘く切ない結末に、多くの人が感動!

『ぱん。』
MOOSIC LAB 2017 グランプリ&主演女優賞(辻凪子)パン屋を舞台に、人種問題勃発!

『修羅ランド』
「なんでこんな目に合わなあかんねん……」
オヤジ狩りした相手がヤクザだった!


ゲスト

阪元裕吾(監督)
京都造形芸術大学映画学科映画制作コース4回生
初の中編監督作品『ベー。』で学生残酷映画祭2016グランプリ&観客賞受賞
初の長編監督作品『ハングマンズノット』でカナザワ映画祭期待の新人監督2017グランプリ
辻凪子との共同監督作品『ぱん。』でMOOSIC LAB2017短編部門 グランプリ

安田ユウ(役者)
京都造形芸術大学映画学科俳優コース4回生
出演歴
青山真治演出の舞台「榎本舞掲」出演。
阪元裕吾監督作すべてに出演。『ハングマンズノット』でカナザワ映画祭 期待の新人監督にて出演俳優賞受賞。

吉井健吾(脚本家、役者)
京都造形芸術大学映画学科映画制作コース4回生
俳優を目指していたわけではないが、阪元裕吾監督作すべてに出演。危険な撮影にも果敢に挑戦する。

松本卓也
京都造形芸術大学映画学科俳優コース4回生
出演歴
大森立嗣監督『セトウツミ』、内藤瑛亮監督『許された子どもたち』、阪元裕吾監督作すべてに出演。
パワフルな関西弁で捲し立てる演技に定評がある。
★日本をSUISUISUIする。スケーターBABU特集

『全国滑板道中記』









ゲスト
BABU(ストリート・アーティスト、彫師、スケーター)
北九州の小倉を拠点に国内のみならず海外でも活躍中。詳しくは現在発売中の雑誌「Ollie」の大特集を参照!
★日本アナキズムと日本ファシズム 大杉栄と甘粕正彦
康芳夫×鈴木邦男トークショウ



康芳夫
虚業家。伝説のプロデューサー。1937年東京都生まれ。東京大学(教育哲学専攻)卒業後、興行師神彰の元で呼び屋として活躍。その後独立、三島由紀夫が通いつめた「アラビア大魔法団」、「インディ500マイルレース」などを呼ぶ。また、『家畜人ヤプー』プロデュース、ネッシー捕獲探検隊結成、モハメド・アリ戦の興行、かのオリバー君招聘、アリ対猪木戦のフィクサーなどをこなし、メディアの風雲児として、最近はTVドラマ『ディアスポリス 異邦警察』、映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』(熊切和嘉監督)裏都知事役で出演。怪優・迷優として活躍を続けている。

鈴木邦男
1943年福島県生まれ。1967年早稲田大学政治経済学部卒業。学生時代から右翼・民族運動に関わる。同大学大学院政治学専攻中退後、産経新聞社勤務を経て、1972年に「一水会」を結成。現在は政治団体から身を退き幅広く活動。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)共同代表。著書に『公安警察の手口』『右翼は言論の敵か』、『愛国者は信用できるか』、『〈愛国心〉に気をつけろ!』、『憲法が危ない!』、『天皇陛下の味方です━国体としての天皇リベラリズム』など。
★あなーきー・いん・ざ・にっぽん
『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』
大正時代を舞台にアナキストに絡む和美人と西洋美人が裸身姿や濃厚抱擁シーンで恍惚の美を競い合う。

『宵待草』
大正時代を舞台にアナキストの青年と財閥令嬢の物語。

『小林多喜二』
築地署の特高警察に拷問され惨殺される若き小説家!

『エロス+虐殺』
大正時代の大杉栄と伊藤野枝の物語が時間を超えて展開する。

『憲兵とバラバラ死美人』
昭和12年、仙台の陸軍歩兵連隊で猟奇事件が発生。主人公の憲兵が事件を探る。


『パルチザン前史』
都市ゲリラ戦の教科書的記録映画。

『新宿マッド』
「お前たちの方が犬だ! 」
「明治維新も新撰組ももうたくさんだ! 」
「なんのための革命だ! 」

『三里塚 第三次強制測量阻止斗争』
機動隊と百姓の闘いの記録。百姓は人糞爆弾で機動隊に抵抗する。

『現代好色伝 テロルの季節』
政治闘争が激しい世間をよそに団地で女二人と3P三昧の青年。
「俺はこうやって女二人に囲まれて生きていた方がよっぽどいいよ」


『堕靡泥の星 美少女狩り』
優生思想に染まった青年が自分の力を濫用する。

『戦争の犬たち』
今、日本で最も危険な男たち。

ゲスト

杉作J太郎(漫画家・俳優・タレント・ミュージシャン・ライター・映画監督)
1961年愛媛県生まれ。「男の墓場プロダクション」代表。

飯島洋一(役者、実業家)
1949年東京生まれ。『戦争の犬たち』主演、『戦場のメリークリスマス』、『水のないプール』、『盲獣vs一寸法師』、『ヒーローショー』etc.チラッと映ってます!杉作J太郎監督デビュー作『任俠秘録 人間狩り』なんと、主演です!〜ポット出版取締役会長もやってます。最新出演作品『禅と骨』。
『山谷 やられたらやりかえせ!』
佐藤監督はこの作品の撮影中に、その遺志を継いだ山岡監督はこの作品の完成後に労働者と敵対していた暴力団組員により殺害された。佐藤監督の死とそれに続く反撃の暴動からこの作品が始まる。

『暗号名 黒猫を追え!』
日本に潜む共産国スパイを追え!

『文学賞殺人事件 大いなる助走』
賞欲しさにテロに走る青年。

『ラザロ』
「金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる。それがこの社会のカラクリや」そう呟きながら、無表情で犯罪を遂行していく怪物的ヒロイン……マユミ。彼女は社会からはみだした女たちを組織し、資産家を殺してその財産を奪い、偽札をばら撒いて経済テロを目論み、この世界の破滅とその後に訪れるであろう再生を希求する。3部構成からなるこの物語は、マユミと彼女の意志に共鳴した女たちの闘争の記録であり、精神の叫びである。

『気仙沼伝説』
2006年に製作されながら、ごく一部の機会をのぞき通常公開されることのなかった幻の作品を上映。
「『気仙沼伝説』について」小林政広


ゲスト

小林政広(監督)
1954年東京生まれ。 15歳の時フランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』(1959)に衝撃をうけ、映画監督になることを決意。第8回城戸賞受賞を機に脚本家として活動。1996年初監督作品『CLOSING TIME』を製作後『海賊版=BOOTLEG FILM』(‘98)、『殺し』(‘00)、『歩く、人』(‘01)、『バッシング』(’05)をカンヌ映画祭へ出品。ロカルノ映画祭出品作『愛の予感』ではロカルノ映画祭 最高賞含む4冠同時受賞など海外での評価が高い。最新作は『海辺のリア』(’16)。

タイムテーブル

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