カナザワ映画祭2017「期待の新人監督」自身による作品紹介『FILAMENT』
- 2017/07/01
- 11:18
『FILAMENT』の田中大貴監督からです。
◆映画『FILAMENT』あらすじ

雄介には誰にも言えない秘密があった。
彼は生まれつき空を飛ぶことが出来たのだ。
本当の自分を隠したまま 20 歳になった雄介は、初めてその秘密を打ち明けることの出来る女性と出会う。
幸せな日々が訪れ、雄介は昔からの夢だった人々を助けるヒーローとしての活動を始める。
しかし雄介を待っていたのは、厳しい現実だった。
夢を追う者の、厳しい現実との戦いが始まる。
◆映画『FILAMENT』予告
◆作品解説

この映画はヒーロー映画ですが、CG やアクションだけにこだわった映画にはしたくありませんでした。夢を追い続ける人達を描きたかったのです。
そのため、空を飛ぶことが出来るという非現実的な世界観を、現実的だと感じてもらえるようなリアリティーにこだわりました。
未熟な部分はもちろんあると思いますが、キャストとスタッフ一人ひとりが自分たちの夢と向き合いながら、全力で戦い抜きました。この映画の登場人物たちのように。
だからこそ、ヒーロー映画が好きではない人にも、もちろんヒーロー映画が好きな人にも、きっと心に届くものがあると信じています。
夢を追う者の、現実との戦い、挫折、そしてその生き様を、是非見届けてください。


◆監督コメント

作品紹介をお読みいただき、ありがとうございます。
監督・脚本・編集・VFX を担当した、田中大貴と申します。
皆様にこの映画の魅力を伝えるべく、もう少しお話しさせてください。
私の子供の頃の夢はスーパーヒーローになることでした。
しかし私にはスーパーパワーはありませんでした。
そしてその夢は、ヒーロー映画を作りたいという強い衝動に変わっていき、この映画が生まれました。
何よりも、予算や技術面で敬遠されがちなヒーロー映画を、日本の学生でも作ることができるということを証明したかったのです。それも日本ならではのヒーロー映画を。
そのため今回登場する悪役たちを描く際には、日本における犯罪のリアリティーに最もこだわりました。


私は大学に入学した時から、卒業制作はヒーロー映画を撮って卒業すると決めていました。
4 年生になり、卒業制作に本格的に取り組もうとした際に、先生や同期の友達からは予算的にも、時間的にも、技術的にも、無謀だと言われました。
中でも VFX を取り扱うコースは大学にはなく、自分一人で取り組まなければいけませんでした。
地獄のような日々でした。ですが私にとっては仲間と過ごした最高に楽しい日々でした。
そして現在この映画は、母校である日本大学芸術学部映画学科の各授業で教材として使用されています。
それはこの映画に全力で協力してくださった、多くの方々のおかげであるのは間違いありません。
心から感謝しています。
一人でも多くの方にご覧いただき、この映画が持つエネルギーをお伝えできれば幸いです。
◆作品受賞歴
・日本大学芸術学部 映画学科奨励賞 受賞
・アートライティング賞 受賞
・日本大学芸術学部 映画学科選賞 受賞
・JPPA(日本ポストプロダクション協会アワード)2017 学生 映像技術 ドラマ部門 シルバー賞受賞


上映は7月15日(土)13:50からです。
◆映画『FILAMENT』あらすじ

雄介には誰にも言えない秘密があった。
彼は生まれつき空を飛ぶことが出来たのだ。
本当の自分を隠したまま 20 歳になった雄介は、初めてその秘密を打ち明けることの出来る女性と出会う。
幸せな日々が訪れ、雄介は昔からの夢だった人々を助けるヒーローとしての活動を始める。
しかし雄介を待っていたのは、厳しい現実だった。
夢を追う者の、厳しい現実との戦いが始まる。
◆映画『FILAMENT』予告
◆作品解説

この映画はヒーロー映画ですが、CG やアクションだけにこだわった映画にはしたくありませんでした。夢を追い続ける人達を描きたかったのです。
そのため、空を飛ぶことが出来るという非現実的な世界観を、現実的だと感じてもらえるようなリアリティーにこだわりました。
未熟な部分はもちろんあると思いますが、キャストとスタッフ一人ひとりが自分たちの夢と向き合いながら、全力で戦い抜きました。この映画の登場人物たちのように。
だからこそ、ヒーロー映画が好きではない人にも、もちろんヒーロー映画が好きな人にも、きっと心に届くものがあると信じています。
夢を追う者の、現実との戦い、挫折、そしてその生き様を、是非見届けてください。


◆監督コメント

作品紹介をお読みいただき、ありがとうございます。
監督・脚本・編集・VFX を担当した、田中大貴と申します。
皆様にこの映画の魅力を伝えるべく、もう少しお話しさせてください。
私の子供の頃の夢はスーパーヒーローになることでした。
しかし私にはスーパーパワーはありませんでした。
そしてその夢は、ヒーロー映画を作りたいという強い衝動に変わっていき、この映画が生まれました。
何よりも、予算や技術面で敬遠されがちなヒーロー映画を、日本の学生でも作ることができるということを証明したかったのです。それも日本ならではのヒーロー映画を。
そのため今回登場する悪役たちを描く際には、日本における犯罪のリアリティーに最もこだわりました。


私は大学に入学した時から、卒業制作はヒーロー映画を撮って卒業すると決めていました。
4 年生になり、卒業制作に本格的に取り組もうとした際に、先生や同期の友達からは予算的にも、時間的にも、技術的にも、無謀だと言われました。
中でも VFX を取り扱うコースは大学にはなく、自分一人で取り組まなければいけませんでした。
地獄のような日々でした。ですが私にとっては仲間と過ごした最高に楽しい日々でした。
そして現在この映画は、母校である日本大学芸術学部映画学科の各授業で教材として使用されています。
それはこの映画に全力で協力してくださった、多くの方々のおかげであるのは間違いありません。
心から感謝しています。
一人でも多くの方にご覧いただき、この映画が持つエネルギーをお伝えできれば幸いです。
◆作品受賞歴
・日本大学芸術学部 映画学科奨励賞 受賞
・アートライティング賞 受賞
・日本大学芸術学部 映画学科選賞 受賞
・JPPA(日本ポストプロダクション協会アワード)2017 学生 映像技術 ドラマ部門 シルバー賞受賞


上映は7月15日(土)13:50からです。
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