カナザワ映画祭2017「期待の新人監督」自身による作品紹介『自由を手にするその日まで』
- 2017/06/26
- 05:41
『自由を手にするその日まで』からの天野友二朗監督からです。
◆映画『自由を手にするその日まで』あらすじ

24歳。
都内の医療機関で事務職として働く新入社員の女性。
彼女は、陰湿な職場で孤独を感じていた。
そんな中、もともと冷え切っていた彼との関係が破たんし、居場所を失う。
追い込まれた彼女は、やがて自宅で夜な夜な不気味な実験を繰り返し、
復讐計画を立案し、復讐代行業者へ依頼する。
狙いは職員の抹殺。
だがそこに、彼女の計画を邪魔する思わぬ妨害者が立ちはだかる。
果たして、復讐の先に彼女が見出した、本当の自由とは何なのか?
恐るべき狂気の犯行が、今始まる。
予告編1
予告編2 (カナザワ映画祭用 short版)
◆見どころ

本作の特筆すべき点は、全て実在する医療機関でのハラスメントを基に脚色して、
サスペンス作品としているところだ。
本作の前半部分で登場する職場シーンでの出来事
(先輩の〇○の温度測定をするシーン・ミーティングでのつるし上げのシーン・
院長室で口に〇○を放り込むシーン他)は、
すべて実際にかつて監督自身が病院に勤務していた時に見聞きした事実を基にしている。
監督 天野友二朗 (26) インタビュー
その内容ゆえ、UPLINKでの完成披露上映会の際は、毎日新聞に掲載された。

また、本作は、もともと鳥取大学の医学部で医学系研究に従事していた監督が、
2015年に単身上京した当時、まず脚本を仕上げ、ノーコネクションの状態から
最終的に120名以上もの出演希望者を集めてゼロから作った作品である。
本作を製作するために、監督自らがオーケストラ所属経験を活かして、撮影前に先に劇伴の作曲を完了。
全パート楽譜を書き上げ、クラシック演奏の楽団に演奏依頼し、その音源を持って
脚本とともに役者に売り込んでいき、信用を得ていく。
主演女優 みやび インタビュー

本作では、音響効果に関しても、既成音源のダウンロードなどは一切せず、
全て監督自らが弦楽器奏者に依頼して音源を録音し、
それをベースにシンセサイザーなどを加えて不協和音などを作成することで、
他では真似できない雰囲気を出せるように心掛けた。
また、本作で使用した血のりについても、全て監督自らが手作りで作成するなど、残酷描写にもこだわっている。
全工程を少人数で管理することで、徹底して無駄なコストを省き、かなりの低予算で完成させることに成功。
作品情報
2017年2月に完成した、初監督作である本作。
2017年6月現在、ソフト化や公開はまだ未定。
UPLINKでの完成披露上映会を開催した際は、3回とも満員となり、
チケット売り切れで入場できなかったお客様もいたほどだ。
4度目の上映会を行った際も、満員での終了となった。
◆監督の今後の活動について
新興宗教と家庭崩壊を題材にした次回作であるサスペンス『春子の告白』の脚本はすでに完成。
次回作についても監督自らが劇伴を作曲し、弦楽オーケストラの楽譜を、監督自ら全パート書き上げる。
それをライツビジネス企業に売り込み、原盤権と引き換えに、楽曲製作費の出資を受け、
先日(2017年6月)レコーディングが完了。
現在は、シンガーとしてライブ活動も行っている『自由を手にするその日まで』の
主演女優みやびと再度タッグを組み、ミュージックビデオ『hide-and-seek』を製作中。
7月上旬完成後、カナザワ映画祭前には映像解禁予定。
MV完成後、次回作『春子の告白』の製作に向けて本格的に動き出す予定。
新世代監督としてデビューできるよう、精力的に作品作りに取り組んでいる。
7月17日(月・祝)12:00からです。
◆映画『自由を手にするその日まで』あらすじ

24歳。
都内の医療機関で事務職として働く新入社員の女性。
彼女は、陰湿な職場で孤独を感じていた。
そんな中、もともと冷え切っていた彼との関係が破たんし、居場所を失う。
追い込まれた彼女は、やがて自宅で夜な夜な不気味な実験を繰り返し、
復讐計画を立案し、復讐代行業者へ依頼する。
狙いは職員の抹殺。
だがそこに、彼女の計画を邪魔する思わぬ妨害者が立ちはだかる。
果たして、復讐の先に彼女が見出した、本当の自由とは何なのか?
恐るべき狂気の犯行が、今始まる。
予告編1
予告編2 (カナザワ映画祭用 short版)
◆見どころ

本作の特筆すべき点は、全て実在する医療機関でのハラスメントを基に脚色して、
サスペンス作品としているところだ。
本作の前半部分で登場する職場シーンでの出来事
(先輩の〇○の温度測定をするシーン・ミーティングでのつるし上げのシーン・
院長室で口に〇○を放り込むシーン他)は、
すべて実際にかつて監督自身が病院に勤務していた時に見聞きした事実を基にしている。
監督 天野友二朗 (26) インタビュー
その内容ゆえ、UPLINKでの完成披露上映会の際は、毎日新聞に掲載された。

また、本作は、もともと鳥取大学の医学部で医学系研究に従事していた監督が、
2015年に単身上京した当時、まず脚本を仕上げ、ノーコネクションの状態から
最終的に120名以上もの出演希望者を集めてゼロから作った作品である。
本作を製作するために、監督自らがオーケストラ所属経験を活かして、撮影前に先に劇伴の作曲を完了。
全パート楽譜を書き上げ、クラシック演奏の楽団に演奏依頼し、その音源を持って
脚本とともに役者に売り込んでいき、信用を得ていく。
主演女優 みやび インタビュー

本作では、音響効果に関しても、既成音源のダウンロードなどは一切せず、
全て監督自らが弦楽器奏者に依頼して音源を録音し、
それをベースにシンセサイザーなどを加えて不協和音などを作成することで、
他では真似できない雰囲気を出せるように心掛けた。
また、本作で使用した血のりについても、全て監督自らが手作りで作成するなど、残酷描写にもこだわっている。
全工程を少人数で管理することで、徹底して無駄なコストを省き、かなりの低予算で完成させることに成功。
作品情報
2017年2月に完成した、初監督作である本作。
2017年6月現在、ソフト化や公開はまだ未定。
UPLINKでの完成披露上映会を開催した際は、3回とも満員となり、
チケット売り切れで入場できなかったお客様もいたほどだ。
4度目の上映会を行った際も、満員での終了となった。
◆監督の今後の活動について
新興宗教と家庭崩壊を題材にした次回作であるサスペンス『春子の告白』の脚本はすでに完成。
次回作についても監督自らが劇伴を作曲し、弦楽オーケストラの楽譜を、監督自ら全パート書き上げる。
それをライツビジネス企業に売り込み、原盤権と引き換えに、楽曲製作費の出資を受け、
先日(2017年6月)レコーディングが完了。
現在は、シンガーとしてライブ活動も行っている『自由を手にするその日まで』の
主演女優みやびと再度タッグを組み、ミュージックビデオ『hide-and-seek』を製作中。
7月上旬完成後、カナザワ映画祭前には映像解禁予定。
MV完成後、次回作『春子の告白』の製作に向けて本格的に動き出す予定。
新世代監督としてデビューできるよう、精力的に作品作りに取り組んでいる。
7月17日(月・祝)12:00からです。
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