カナザワ映画祭2017 期待の新人監督22名発表!!
- 2017/05/21
- 11:55
「カナザワ映画祭2017 期待の新人監督」には89作品の応募があり、その中から22作品が今回選ばれました。
この22作品は「カナザワ映画祭2017 from 金沢21世紀美術館」で7月15日(土)から17日(月祝)の三日間に各監督の舞台あいさつ付きで上映されます。
この活きのいい22作品の中からさらにグランプリのカナザワ映画祭期待の新人監督賞一作品と観客賞一作品が選ばれます。

■映画祭ロゴ: 檜垣紀六 ■ポスターデザイン:ミヤジー・スコリモフモフスキ ■メインビジュアル: mad sculptures
「カナザワ映画祭2017 期待の新人監督」上映作品
伊藤希紗(1995年大阪府生まれ。日本大学芸術学部映画学科監督コース在学中。5歳の頃、『モダン・タイムス』を見て映画に目覚める。夢はプログラムピクチャーを撮ること)
『覚めない夢』(2017年・10分)
16ミリで撮られたポルノ作品。

伊藤舜(1993年神奈川県生まれ。中学から映画を撮り続け今に至る。前作『シジフォスの地獄』でPFF審査員特別賞を受賞。いつか映画で認められたいと思いつつも、現在映画とは無縁の仕事に就いている。私は早く巨匠になりたい。)
『もりのくまさん』(2017年・18分)
森で女性ハイカーが変質者に襲われる。ガールズ・リベンジ作品。

稲垣誠(1965年愛知県生まれ。十代より自主製作で映画製作開始。助監督の仕事などを経て16ミリで製作した中編を夕張映画祭などで上映。初の長編『鋼鉄はいかに輝くか』完成。現在新作準備中)
『鋼鉄はいかに輝くか』(2015年・100分)
闇の世界を描いた東京フィルム・ノワール。

岡倉光輝(1987年東京都生まれ。映画を撮るため生を受けた何か。特異な容貌に苦しんだ自身の少年期を初監督の本作で映画化。旧題『Goblin』で、ところざわ学生映画祭入選)
『アマノジャク・思春期』 (2016年・32分)
重度の受け口に苦しむ小学生の主人公。児童残酷物語。

岡部哲也(1982年東京都生まれ。フリーの助監督として山下敦弘、石井裕也などの監督作品に従事。『歯まん』で初監督。ほか監督作品に幽霊の恋を描いた短編『また会う日まで』がある)
『歯まん』(2015年・95分)
女性器に歯が付いている女子高生。青春エロティック・ホラー。

下社敦郎(1987年三重県生まれ。本作で第17回TAMA NEW WAVE入選。いまおかしんじ監督『ろんぐ・ぐっどばい』ほか、いくつかの映画で音楽も手がけている)
『WALK IN THE ROOM』(2016年・49分)
言語障害の工員の青春音楽映画。

坂田貴大(1995年埼玉県生まれ。2014年に日本大学芸術学部映画学科監督コース入学。現在在学中。2017年、卒業制作作品として『クマ・エロヒーム』を16ミリで制作中。2018年完成予定。)
『阿呆の舞』(2016年・10分)
16ミリで撮られたディストピアSF。

阪元裕吾(1996年京都府生まれ。京都の某私立芸術大学で映画を学ぶ学生。『べー。』という作品を撮り、学生残酷映画祭2016でグランプリと観客賞を獲る)
『ハングマンズノット』(2017年・87分)
ぼっちの狂人VS凶悪不良グループ。血みどろの戦いがエスカレートするバイオレンス作品。

山川智輝(1994年岐阜県生まれ。2016年に『瓜二つ』が19th CHOFU SHORT FILM COMPETITIONにてグランプリを受賞)
『瓜二つ』(2015年・14分)
農家の納屋に隠れる脱走外国人研修生。シチュエーション・サスペンス映画。

市原啓(1973年愛知県生まれ。2006年ムービーコンペ「GUNCOM11」において押井守 審査員個人賞を受賞。TV番組などの撮影・編集に従事する傍ら、自主映画の制作にも携わる)
『ウエポンズ』(2016年・31分)
近未来都市名古屋を舞台にしたローカル感あふれるSF映画。

寺田悠真(1994年石川県生まれ。日本映画大学在学)
『腰抜け』(2017年・23分)
韓国を彷徨う日本人アウトローのドラマ。

杉本大地(1993年東京都生まれ。大学で自主制作の映画を撮り始め、初監督作『あるみち』でPFFグランプリ受賞、その後ベルリン国際映画祭等ノミネートを果たす。今作が2作目)
『同じ月は見えない』(2017年・110分)
ブルーカラー青春映画。

杉本秀平(1989年神奈川県生まれ。東京在住。働きながらときどき自主映画を作っています。ちなみに現在も新しいのを製作中です)
『髑髏と爪』(2016年・35分)
殺し屋と遭遇した主人公は…。スリラー映画。

川北ゆめき(1994年神奈川県生まれ。現在、中央大学映画研究会所属 4年。サークルで映画を撮り始め、今回5作品目。ようやく映画祭のノミネートまでたどり着けました…)
『変わらないで。百日草』(2017年・49分)
タイムスリップ青春群像劇。

沢村東次(1971年千葉県生まれ。千葉市にて自動車の整備工場をやりながら、2014年より突如、自主制作にて映画作りに没入するようになる)
『よろずや探偵談』(2017年・91分)
探偵社を中心に巻き起こるドタバタ騒動。

谷口恒平(1988年京都府生まれ。『あの娘はサブカルチャーが好き』でMOOSIC LAB 2013に参加。おもな監督作に『本当にあった 投稿 闇映像 16』など)
『おっさんのケーフェイ』(2017年・71分)
大阪を舞台に、小学生と自称プロレスラーのおっさんの交流を描くコメディ。

長尾淳史(1994年滋賀県生まれ。立命館大学映像学部映像学科在学。大学入学を機に映像制作を始め、監督作品の多くが国内外コンペにて入賞している。本作『白波』が初長編監督作品)
『白波』(2017年・70分)
琵琶湖に浮かぶ島を舞台にした出口なし群像ドラマ。

天野友二朗(1990年東京都生まれ。大学・大学院と医学系研究を学ぶ。単身上京後、初監督作である本作の脚本を書きオーケストラ所属経験を活かしてBGM作曲も手掛ける。次回作脚本も完成)
『自由を手にするその日まで』(2017年・112分)
主人公を襲う陰惨な職場いじめ。強烈な残酷描写で描くガールズ・リベンジ映画。

田中大貴(1994年東京都生まれ。物心ついた時からヒーローに憧れ、6歳の時に初めてスターウォーズを見たことがきっかけで映画の世界に魅了される。今年3月に日本大学芸術学部映画学科監督コースを卒業)
『FILAMENT』(2017年・30分)
ヒーローとなった若者の選んだ道とは?ヒーロー映画。

田中隼(1978年香川県生まれ。東京都在住。滋賀大学経済学部を卒業後、映画美学校ドキュメンタリー科にて佐藤真・筒井武文らに師事)
『バーミー』(2016年・100分)
世界に不穏な気配が漂っていく。心霊ホラー映画。

藤井翔太(1990年三重県生まれ。インデペンデント映像制作者。YouTubeで3年間映像を学ぶ。現在はゼロ予算長編犯罪映画を製作中)
『養貝揚場の死斗』(2016年・35分)
最後に残るのは誰か?和製メキシカン・スタンドオフ犯罪映画。

板垣雄亮(1973年東京都生まれ。俳優として演劇、TVドラマ、映画、ナレーションなどで幅広く活動する一方、自身の脚本・演出で劇団「殿様ランチ」の代表も務める)
『はりこみ』(2017年・28分)
張り込み中の警察車両でぼやく刑事たち。ユーモアあふれる会話劇。

審査員は、カナザワ映画祭でお馴染みの作家・平山夢明氏と、大分シネマ5の名物支配人・田井肇氏と、私の3名が務めます。
この22作品は「カナザワ映画祭2017 from 金沢21世紀美術館」で7月15日(土)から17日(月祝)の三日間に各監督の舞台あいさつ付きで上映されます。
この活きのいい22作品の中からさらにグランプリのカナザワ映画祭期待の新人監督賞一作品と観客賞一作品が選ばれます。

■映画祭ロゴ: 檜垣紀六 ■ポスターデザイン:ミヤジー・スコリモフモフスキ ■メインビジュアル: mad sculptures
「カナザワ映画祭2017 期待の新人監督」上映作品
伊藤希紗(1995年大阪府生まれ。日本大学芸術学部映画学科監督コース在学中。5歳の頃、『モダン・タイムス』を見て映画に目覚める。夢はプログラムピクチャーを撮ること)
『覚めない夢』(2017年・10分)
16ミリで撮られたポルノ作品。

伊藤舜(1993年神奈川県生まれ。中学から映画を撮り続け今に至る。前作『シジフォスの地獄』でPFF審査員特別賞を受賞。いつか映画で認められたいと思いつつも、現在映画とは無縁の仕事に就いている。私は早く巨匠になりたい。)
『もりのくまさん』(2017年・18分)
森で女性ハイカーが変質者に襲われる。ガールズ・リベンジ作品。

稲垣誠(1965年愛知県生まれ。十代より自主製作で映画製作開始。助監督の仕事などを経て16ミリで製作した中編を夕張映画祭などで上映。初の長編『鋼鉄はいかに輝くか』完成。現在新作準備中)
『鋼鉄はいかに輝くか』(2015年・100分)
闇の世界を描いた東京フィルム・ノワール。

岡倉光輝(1987年東京都生まれ。映画を撮るため生を受けた何か。特異な容貌に苦しんだ自身の少年期を初監督の本作で映画化。旧題『Goblin』で、ところざわ学生映画祭入選)
『アマノジャク・思春期』 (2016年・32分)
重度の受け口に苦しむ小学生の主人公。児童残酷物語。

岡部哲也(1982年東京都生まれ。フリーの助監督として山下敦弘、石井裕也などの監督作品に従事。『歯まん』で初監督。ほか監督作品に幽霊の恋を描いた短編『また会う日まで』がある)
『歯まん』(2015年・95分)
女性器に歯が付いている女子高生。青春エロティック・ホラー。

下社敦郎(1987年三重県生まれ。本作で第17回TAMA NEW WAVE入選。いまおかしんじ監督『ろんぐ・ぐっどばい』ほか、いくつかの映画で音楽も手がけている)
『WALK IN THE ROOM』(2016年・49分)
言語障害の工員の青春音楽映画。

坂田貴大(1995年埼玉県生まれ。2014年に日本大学芸術学部映画学科監督コース入学。現在在学中。2017年、卒業制作作品として『クマ・エロヒーム』を16ミリで制作中。2018年完成予定。)
『阿呆の舞』(2016年・10分)
16ミリで撮られたディストピアSF。

阪元裕吾(1996年京都府生まれ。京都の某私立芸術大学で映画を学ぶ学生。『べー。』という作品を撮り、学生残酷映画祭2016でグランプリと観客賞を獲る)
『ハングマンズノット』(2017年・87分)
ぼっちの狂人VS凶悪不良グループ。血みどろの戦いがエスカレートするバイオレンス作品。

山川智輝(1994年岐阜県生まれ。2016年に『瓜二つ』が19th CHOFU SHORT FILM COMPETITIONにてグランプリを受賞)
『瓜二つ』(2015年・14分)
農家の納屋に隠れる脱走外国人研修生。シチュエーション・サスペンス映画。

市原啓(1973年愛知県生まれ。2006年ムービーコンペ「GUNCOM11」において押井守 審査員個人賞を受賞。TV番組などの撮影・編集に従事する傍ら、自主映画の制作にも携わる)
『ウエポンズ』(2016年・31分)
近未来都市名古屋を舞台にしたローカル感あふれるSF映画。

寺田悠真(1994年石川県生まれ。日本映画大学在学)
『腰抜け』(2017年・23分)
韓国を彷徨う日本人アウトローのドラマ。

杉本大地(1993年東京都生まれ。大学で自主制作の映画を撮り始め、初監督作『あるみち』でPFFグランプリ受賞、その後ベルリン国際映画祭等ノミネートを果たす。今作が2作目)
『同じ月は見えない』(2017年・110分)
ブルーカラー青春映画。

杉本秀平(1989年神奈川県生まれ。東京在住。働きながらときどき自主映画を作っています。ちなみに現在も新しいのを製作中です)
『髑髏と爪』(2016年・35分)
殺し屋と遭遇した主人公は…。スリラー映画。

川北ゆめき(1994年神奈川県生まれ。現在、中央大学映画研究会所属 4年。サークルで映画を撮り始め、今回5作品目。ようやく映画祭のノミネートまでたどり着けました…)
『変わらないで。百日草』(2017年・49分)
タイムスリップ青春群像劇。

沢村東次(1971年千葉県生まれ。千葉市にて自動車の整備工場をやりながら、2014年より突如、自主制作にて映画作りに没入するようになる)
『よろずや探偵談』(2017年・91分)
探偵社を中心に巻き起こるドタバタ騒動。

谷口恒平(1988年京都府生まれ。『あの娘はサブカルチャーが好き』でMOOSIC LAB 2013に参加。おもな監督作に『本当にあった 投稿 闇映像 16』など)
『おっさんのケーフェイ』(2017年・71分)
大阪を舞台に、小学生と自称プロレスラーのおっさんの交流を描くコメディ。

長尾淳史(1994年滋賀県生まれ。立命館大学映像学部映像学科在学。大学入学を機に映像制作を始め、監督作品の多くが国内外コンペにて入賞している。本作『白波』が初長編監督作品)
『白波』(2017年・70分)
琵琶湖に浮かぶ島を舞台にした出口なし群像ドラマ。

天野友二朗(1990年東京都生まれ。大学・大学院と医学系研究を学ぶ。単身上京後、初監督作である本作の脚本を書きオーケストラ所属経験を活かしてBGM作曲も手掛ける。次回作脚本も完成)
『自由を手にするその日まで』(2017年・112分)
主人公を襲う陰惨な職場いじめ。強烈な残酷描写で描くガールズ・リベンジ映画。

田中大貴(1994年東京都生まれ。物心ついた時からヒーローに憧れ、6歳の時に初めてスターウォーズを見たことがきっかけで映画の世界に魅了される。今年3月に日本大学芸術学部映画学科監督コースを卒業)
『FILAMENT』(2017年・30分)
ヒーローとなった若者の選んだ道とは?ヒーロー映画。

田中隼(1978年香川県生まれ。東京都在住。滋賀大学経済学部を卒業後、映画美学校ドキュメンタリー科にて佐藤真・筒井武文らに師事)
『バーミー』(2016年・100分)
世界に不穏な気配が漂っていく。心霊ホラー映画。

藤井翔太(1990年三重県生まれ。インデペンデント映像制作者。YouTubeで3年間映像を学ぶ。現在はゼロ予算長編犯罪映画を製作中)
『養貝揚場の死斗』(2016年・35分)
最後に残るのは誰か?和製メキシカン・スタンドオフ犯罪映画。

板垣雄亮(1973年東京都生まれ。俳優として演劇、TVドラマ、映画、ナレーションなどで幅広く活動する一方、自身の脚本・演出で劇団「殿様ランチ」の代表も務める)
『はりこみ』(2017年・28分)
張り込み中の警察車両でぼやく刑事たち。ユーモアあふれる会話劇。

審査員は、カナザワ映画祭でお馴染みの作家・平山夢明氏と、大分シネマ5の名物支配人・田井肇氏と、私の3名が務めます。
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