カナザワ映画祭2016「期待の新人監督」上映作品発表
- 2016/06/03
- 12:26
お待たせしましたカナザワ映画祭2016の「期待の新人監督」上映作品を発表します。
今年は応募基準のハードルを上げたためか、例年よりもレベルが高い作品が多く非常に困難な選考となりましたが、一点突き抜けた部分のある作品を技術の優劣などは関係なしに選びました。
選考から漏れた中でもウェルメイドな作品は本当にたくさんありましたので、今回惜しくも選考から漏れた作品は他の映画祭に応募すればすぐに上映されることでしょう。その件もあり今回は例年よりも発表を早めました。
「期待の新人監督」の上映作品は下記の作品となります。
『花に嵐』 2015年/76分
監督・脚本・撮影・編集・主演:岩切一空
自己紹介:1992年東京都世田谷生まれ。大学で映画製作に目覚める。目覚めた瞬間、映画に祝福されている事を確信。
出演:里々花、小池ありさ、篠田竜、半田美樹
「オラ! 映画撮りたいんでしょ?」

「やり方がわかるからやるんじゃないでしょ? やりたいからやるんでしょ?」


早稲田大学で映画サークルに入った“僕”こと“アブラ”を導く不思議な先輩女子の“花”。
初めてカメラを手にした“僕”の周りに起きた奇跡の“嵐”をP.O.V.手法で収めたセミ・フェイク・ドキュメンタリー。

『さいなら、BAD SAMURAI』 2016年/61分
監督・脚本・主演:大野大輔
自己紹介:1988年千葉生まれ。呪われた映画作家。映画美学校13期フィクションコース初等科修了。初めて撮った自主制作映画で多額の借金を抱え、しかも誰にも観てもらえませんでした。もう映画やめます。さいなら。
出演:本間玲音、黒木歩、富永茜
初めて撮った自主制作映画『BAD SAMURAI』で110万円の借金を抱え、どん詰まりに陥った大野大輔が本人主演、本人監督で撮った実話の劇映画。21世紀の自主映画残酷物語。現実に救いはない・・・、これは実話だ。

「ブラック企業じゃないよ、映画のNPOだよ。金払ってまで雑用しに来るバカがわんさかいるんだぜ。ヤクザの方がギブ・アンド・テイクはしっかりしてるよ」
「・・・夢を追うってしんどいね」

「これが110万円!?」


「お前アホだろ!?」

『狂える世界のためのレクイエム』 2015年/88分
監督・脚本・編集:太田慶
自己紹介:1968年大阪生まれ。しがないサラリーマン生活を二十数年間続けながら、頭の中では映画のことばかり考えています。
次第に映画に現実を侵食され、こんな映画を撮ってしまいました。自分のプロフィール代わりの一本です。ぜひ観てやって下さい。
出演:阿部隼也、東亜優、山村真也、永里健太朗、小宮孝泰
ボーイ・ミーツ・ガール。だが男は「通り魔」、女は「テロリスト」だった。
男は女の為に、この世界を滅ぼすことを誓い、「一人一殺」のテロを決行することになるが・・・。
「みんな資本主義が悪いんだ!」

「ぼくが世界を滅ぼすよ」

「あなたはホームレスですか?」
「違う! 映画監督だ! まだ一本も撮っていないがな!」

審査員(依頼交渉中)により一等賞を決め、カナザワ映画祭賞を授与。
また俳優賞などその他の賞についても設けたいと検討中。
「期待の新人監督」特集は映画祭会期(9月17日~25日)の後半の連休開催を予定(変更する可能性もあり)。
今年は応募基準のハードルを上げたためか、例年よりもレベルが高い作品が多く非常に困難な選考となりましたが、一点突き抜けた部分のある作品を技術の優劣などは関係なしに選びました。
選考から漏れた中でもウェルメイドな作品は本当にたくさんありましたので、今回惜しくも選考から漏れた作品は他の映画祭に応募すればすぐに上映されることでしょう。その件もあり今回は例年よりも発表を早めました。
「期待の新人監督」の上映作品は下記の作品となります。
『花に嵐』 2015年/76分
監督・脚本・撮影・編集・主演:岩切一空
自己紹介:1992年東京都世田谷生まれ。大学で映画製作に目覚める。目覚めた瞬間、映画に祝福されている事を確信。
出演:里々花、小池ありさ、篠田竜、半田美樹
「オラ! 映画撮りたいんでしょ?」

「やり方がわかるからやるんじゃないでしょ? やりたいからやるんでしょ?」


早稲田大学で映画サークルに入った“僕”こと“アブラ”を導く不思議な先輩女子の“花”。
初めてカメラを手にした“僕”の周りに起きた奇跡の“嵐”をP.O.V.手法で収めたセミ・フェイク・ドキュメンタリー。

『さいなら、BAD SAMURAI』 2016年/61分
監督・脚本・主演:大野大輔
自己紹介:1988年千葉生まれ。呪われた映画作家。映画美学校13期フィクションコース初等科修了。初めて撮った自主制作映画で多額の借金を抱え、しかも誰にも観てもらえませんでした。もう映画やめます。さいなら。
出演:本間玲音、黒木歩、富永茜
初めて撮った自主制作映画『BAD SAMURAI』で110万円の借金を抱え、どん詰まりに陥った大野大輔が本人主演、本人監督で撮った実話の劇映画。21世紀の自主映画残酷物語。現実に救いはない・・・、これは実話だ。

「ブラック企業じゃないよ、映画のNPOだよ。金払ってまで雑用しに来るバカがわんさかいるんだぜ。ヤクザの方がギブ・アンド・テイクはしっかりしてるよ」
「・・・夢を追うってしんどいね」

「これが110万円!?」


「お前アホだろ!?」

『狂える世界のためのレクイエム』 2015年/88分
監督・脚本・編集:太田慶
自己紹介:1968年大阪生まれ。しがないサラリーマン生活を二十数年間続けながら、頭の中では映画のことばかり考えています。
次第に映画に現実を侵食され、こんな映画を撮ってしまいました。自分のプロフィール代わりの一本です。ぜひ観てやって下さい。
出演:阿部隼也、東亜優、山村真也、永里健太朗、小宮孝泰
ボーイ・ミーツ・ガール。だが男は「通り魔」、女は「テロリスト」だった。
男は女の為に、この世界を滅ぼすことを誓い、「一人一殺」のテロを決行することになるが・・・。
「みんな資本主義が悪いんだ!」

「ぼくが世界を滅ぼすよ」

「あなたはホームレスですか?」
「違う! 映画監督だ! まだ一本も撮っていないがな!」

審査員(依頼交渉中)により一等賞を決め、カナザワ映画祭賞を授与。
また俳優賞などその他の賞についても設けたいと検討中。
「期待の新人監督」特集は映画祭会期(9月17日~25日)の後半の連休開催を予定(変更する可能性もあり)。
カナザワ映画祭 関連書籍