ジェームズ・フランコのシリアス犯罪ドラマ『パーフェクト・プラン』

ジェームズ・フランコ扮する失業中の大工が主人公。
自分のボロ屋の地下を間貸ししていたのだが、その借り主の男が孤独死。
その後、地下室を掃除すると大量の現ナマを発見。
どうやら犯罪に関わるカネのようだったが、カネが必要なジェームズ・フランコは着服することにする。
その代償は大きすぎるのだった。

イギリスの陰鬱な曇空しか出てこない。


リアルな下宿人の死体。
貸した部屋で死ぬとは迷惑な…。
蝿の飛ぶ音が効果的。


刑事　「ところで、ご主人は何をされて？」
ジェームズ・フランコ　「え、あ、え～と…」
失業中にこの質問は痛い。


『悪の法則』の殺し屋のアイツも同じような役で登場。
拷問が好き。


大工道具で逆襲するジェームス・フランコ。
必殺ネイルガン。
『イコライザー』でも出てきたし、最近の流行りなのか？


色々あって最後はすべてが丸く収まる良品スリラー。
取り立てて突出したものはない作品だが、見ている間は飽きさせない。
ウォルター・ヒルのB級映画みたいなこういうのは昔二本立てのもう一本でよくあったな。