『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をDIY白黒版にしてロシア語吹き替え版で見てみた
- 2015/10/23
- 10:20
リリースされると記事が出ていて期待していた白黒版が公式で出ないと知り絶望していたので、白黒版に自分でしてみた。
そして、もしやかなりハマるんではと思いつき、ロシア語吹き替え版で見てみると、
4時間以上あるアート映画の風格が出て面白い。


ロシア語でも違和感のないイモータン・ジョー様のスピーチ。
通常版ではロシア語を話すヤマアラシ族は、ロシア語吹き替え版ではドイツ語を話す意味深な設定。ロシア人のドイツ観が伺えて興味深い。
この沼地のシーンは初見時から独ソ戦の東部戦線を思い起こさせたが、白黒でロシア語で見るとまさにそんな感じになった。
白黒にするのは単純にモニターの彩度を落とすだけ。彩度0にすると炎や雲の細部が飛んでしまうので、そこは調整しないといけない。あるシーン(カット)に白黒の調整を合わせると他のシーン(カット)がイマイチになったりするので、その辺はDIYの限界。ここはジョージー・ミラー監督による厳密なカラー・コレクションの公式白黒版を待ち望む!(完全版とかファイナル・カット版とかを後年になって出したりしない潔い監督なので無理だろうが…)
海外盤は吹き替えがヒンディー語まで含めて10カ国語近く収録されているのでお得(日本語吹き替えはないが…)。
そういえばアマゾンで日本語吹き替え版について大炎上しているが、そんなに騒いで怒ることかな? 吹き替え版に何を望んでいるんだろうか?
ロシア語吹き替え版はかなり良い出来だが、日本語吹き替え版はそこまで酷いかな?
ちなみに武器将軍様(Die Kugel Bauer)はドイツ語吹き替え版がカッコいい。ドイツ語を話すことによってキチガイ度と将軍感が増す。
「Singen! Bruder-Koch! Singen!」
「Waffe Fieber!」
しかし「FURY ROAD」は何回見ても飽きないし、色々遊べてラブリーな映画だ!
そして、もしやかなりハマるんではと思いつき、ロシア語吹き替え版で見てみると、
4時間以上あるアート映画の風格が出て面白い。


ロシア語でも違和感のないイモータン・ジョー様のスピーチ。
通常版ではロシア語を話すヤマアラシ族は、ロシア語吹き替え版ではドイツ語を話す意味深な設定。ロシア人のドイツ観が伺えて興味深い。
この沼地のシーンは初見時から独ソ戦の東部戦線を思い起こさせたが、白黒でロシア語で見るとまさにそんな感じになった。
白黒にするのは単純にモニターの彩度を落とすだけ。彩度0にすると炎や雲の細部が飛んでしまうので、そこは調整しないといけない。あるシーン(カット)に白黒の調整を合わせると他のシーン(カット)がイマイチになったりするので、その辺はDIYの限界。ここはジョージー・ミラー監督による厳密なカラー・コレクションの公式白黒版を待ち望む!(完全版とかファイナル・カット版とかを後年になって出したりしない潔い監督なので無理だろうが…)
海外盤は吹き替えがヒンディー語まで含めて10カ国語近く収録されているのでお得(日本語吹き替えはないが…)。
そういえばアマゾンで日本語吹き替え版について大炎上しているが、そんなに騒いで怒ることかな? 吹き替え版に何を望んでいるんだろうか?
ロシア語吹き替え版はかなり良い出来だが、日本語吹き替え版はそこまで酷いかな?
トム・ハーディー ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 2015-10-21
「Singen! Bruder-Koch! Singen!」
「Waffe Fieber!」
しかし「FURY ROAD」は何回見ても飽きないし、色々遊べてラブリーな映画だ!
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