伝説のクソゲーを求めて…「Angry Video Game Nerd The Movie」

最近は映画配信もしているsteam。
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「Angry Video Game Nerd」は元々レトロゲーム紹介の動画配信で有名なユーチューバーみたいな人らしい（知らないけど）。日本で言うとよゐこのアレみたいなものかな（よく知らない）。
未プレイだが、あらゆるクソゲーの要素を集めて良ゲーにした「Angry Video Game Nerd Adventures」というインディーズゲーもリリースされている。

ストーリーは、アタリの伝説のクソゲー「E.T.」（あまりにもクソ過ぎて大量に売れ残り、膨大な在庫を砂漠のどこかに遺棄したらしい）を求めてナードがそれが埋められていると噂されるエリア５１の砂漠を彷徨く。

学芸会みたいなノリで見ているのがツラい。


コピーライトの関係か実際のゲーム名は出てこず、全て架空の名前、架空のゲーム画面なのもゲーム好きとして興味が持てずツラい。
ハードコアゲーマーからはニワカ向けと揶揄される「Call of Duty」ならぬ「War Duty」。


遂に日本から謎の芸者ロボが出現。ラスベガスで戦う。こういうノリも苦手…。




一番ツラいのはこれが二時間もあること。長過ぎ。

エンドロールでナードが実際のアタリのクソゲー「E.T.」を解説するのだが、コレが一番面白かった。
「何をすればいいのか全くわからない謎のゲーム」
「色も２色しかなくて、背景も緑色、ETも緑色、どうすればいいんだ！？」とか笑わせてくれた。


でも映画本編では一回も笑えなかった。
映画も変にドラマ仕立てにせず「jackass」みたく、いつものユルいノリでやればよかったんじゃないだろうか？
それか、予算使って日本に来て（元々は「Angry Nintendo Game Nerd」という名前だったらしい）クソゲーをブックオフで漁るドキュメンタリーとか。
でもファミコンって泣きそうになるようなクソゲーってそんなになかったよな。
自分の経験で覚えているのは「バンゲリング・ベイ」と「未来神話ジャーヴァス」くらいかなあ（「たけしの挑戦状」とかもクソゲーじゃないよ）。「バンゲリング・ベイ」は「クソゲーではない！」という意見があるかもしれないけど（確かに２コンのマイクとか使えたし）、タイトーの「未来神話ジャーヴァス」はクソだったなあ…。あんなの５０００円で買うとか小学生にしたらトラウマ。あの頃は自分の買い物の失敗を認める勇気がなくて、クソゲーでも「これは面白い、これは面白い」と自分を騙しながらプレイしてたしなあ…。ツラかったわ…。
セガのゲーム機（でもマークⅢとかメガドライブは良ハード）とか買っちゃった奴も自分の買い物の失敗を認めることができなくて、セガ信者になってしまい、人生を踏み外した…。

予告編