いかにしてオレはドクター・ハンスと改造人間軍団にパリで戦いを挑んだか「KILLING FLOOR 2」
- 2015/04/24
- 15:31
Early Access版だけど期待通りに面白い。
常にユーザー目線の開発元Tripewire Interactiveなので、前作から正当に進化している。
前作の1はユーザー制作のMODから発展して発売されたゲームで、6年間に渡る更新により、COOPゲームとして完璧に近い完成度に達成した名作FPSだ。常に状況が変わるため、何度も繰り返して6年やっても飽きない。

さて、この2は今年中の完成を目指しているEA版とはいえ、他のEAゲームがほとんどアルファ版という出来の中、ゲームの根幹は完成しているベータ版ともいうべき完成度だ。
ステージや武器数、パーク数が物足りないのは単なるコンテンツ不足なので、今後の更新でどうにでも充実させれるだろう。いつまでたっても完成しない未完の名作「DayZ」とはその辺が違う。「DayZ」は未だにどういうゲームとして着地するのかも定まっていないのに、数多くのゲーム会社(メジャー会社のソニーまでパクりやがった!)からパクられた前代未聞のゲームだ。
1はあの泥臭さく垢抜けないデザインのUIも味だったが、UI周りは見やすく洗練された。操作性も大幅に向上し、とても軽快。1のモッサリ操作に慣れた身からすると罪の意識を感じるほど軽快だ。なにせダッシュまで出来る。
前作はロンドンが舞台だったが、今回はパリ。パリが燃えている。

武器の買い物は味気ない自動販売機みたいのになった。1は黒人のネーちゃんがキオスクで武器を売ってたっけ。怪物が彷徨く危険な地帯で商売ってどうなん?という意見でもあったのだろうか? そういうシュールさがゲームの良さだと思うのだが…。

あの名作ゲームの店だって、入り口が隠れてて爆弾で吹き飛ばさないと店に入れないんだぜ? どんだけ敷居の高い店だよ? 商売やる気あんのか? でも、あれはゲーム人生の中で衝撃を受けたTOP3の中の一つに入る…。

扉を溶接して改造人間どもが入ってこれないようにする。ゾンビ映画ではよくあるシチュエーション。

死体が1の時よりも長く残るようになり、血の量も尋常ではなくなった。これは正当な拡大再生産でユーザーとしてはとても嬉しい。



パリの街角が血と肉片でグチャドロに。


兵どもが夢の跡…。

改造人間軍団に追いかけられ必死で逃げる。弾切れが怖い。

頼りになる仲間たち。一人でリトル・ランボープレイをしようとすると途端に死ぬシビアなゲームバランス。常に仲間と行動しよう。協調性がここでは大事だ!

オレの愛銃。


サイコジェニー攻撃を繰り返すババアの改造人間。こいつの叫び声が怖い、近くでそれが聞こえれば死を意味する。『マーターズ』みたいなルックス。


通称ゴキブリ。ゴキブリのように改造された哀れなやつだ。

キチガイに刃物。とても危険。

エプロンを着て、チェーンソーを片手に付けている。どう見ても話が通じなさそうな危険な奴だ。しかし、突然発狂して突進して来たかと思えば、突然立ち止まり、自分の額を手のひらでバンバン叩いたりするレザーフェイスみたいに可愛げもある。

これがラスボスのハンス博士。元ナチス親衛隊らしい。両手にはStG44を装備している。ジュネーブ条約で禁止されている毒ガス兵器を平気で使用する非人道的キチガイだ。しかもメチャクチャ強いので未だに勝てない。


ハンス博士の悪魔の生体実験。


このように上手いプレイヤーが六人がかりで挑んでも全然死なない。このハンス博士型改造人間が6体でもいれば、ドイツ第三帝国は戦争に勝利したのではないだろうか…。
しかし、このゲームはPS4でも発売予定らしいけど、マルチモード主体だとライトな家庭用ゲーム機ユーザーには敷居が高いのではないだろうか? CODっぽいCG寸劇のシングルモードがお子様たちには必要だろう。あとこのグチャドロ残虐ぶりだと日本発売は無理だろうな…。

前作から大幅に洗練され、前作にあった理不尽さや野蛮さも薄まったけれど、とにかく面白いゲームです。
公式サイト
常にユーザー目線の開発元Tripewire Interactiveなので、前作から正当に進化している。
前作の1はユーザー制作のMODから発展して発売されたゲームで、6年間に渡る更新により、COOPゲームとして完璧に近い完成度に達成した名作FPSだ。常に状況が変わるため、何度も繰り返して6年やっても飽きない。

さて、この2は今年中の完成を目指しているEA版とはいえ、他のEAゲームがほとんどアルファ版という出来の中、ゲームの根幹は完成しているベータ版ともいうべき完成度だ。
ステージや武器数、パーク数が物足りないのは単なるコンテンツ不足なので、今後の更新でどうにでも充実させれるだろう。いつまでたっても完成しない未完の名作「DayZ」とはその辺が違う。「DayZ」は未だにどういうゲームとして着地するのかも定まっていないのに、数多くのゲーム会社(メジャー会社のソニーまでパクりやがった!)からパクられた前代未聞のゲームだ。
1はあの泥臭さく垢抜けないデザインのUIも味だったが、UI周りは見やすく洗練された。操作性も大幅に向上し、とても軽快。1のモッサリ操作に慣れた身からすると罪の意識を感じるほど軽快だ。なにせダッシュまで出来る。
前作はロンドンが舞台だったが、今回はパリ。パリが燃えている。

武器の買い物は味気ない自動販売機みたいのになった。1は黒人のネーちゃんがキオスクで武器を売ってたっけ。怪物が彷徨く危険な地帯で商売ってどうなん?という意見でもあったのだろうか? そういうシュールさがゲームの良さだと思うのだが…。

あの名作ゲームの店だって、入り口が隠れてて爆弾で吹き飛ばさないと店に入れないんだぜ? どんだけ敷居の高い店だよ? 商売やる気あんのか? でも、あれはゲーム人生の中で衝撃を受けたTOP3の中の一つに入る…。

扉を溶接して改造人間どもが入ってこれないようにする。ゾンビ映画ではよくあるシチュエーション。

死体が1の時よりも長く残るようになり、血の量も尋常ではなくなった。これは正当な拡大再生産でユーザーとしてはとても嬉しい。



パリの街角が血と肉片でグチャドロに。


兵どもが夢の跡…。

改造人間軍団に追いかけられ必死で逃げる。弾切れが怖い。

頼りになる仲間たち。一人でリトル・ランボープレイをしようとすると途端に死ぬシビアなゲームバランス。常に仲間と行動しよう。協調性がここでは大事だ!

オレの愛銃。


サイコジェニー攻撃を繰り返すババアの改造人間。こいつの叫び声が怖い、近くでそれが聞こえれば死を意味する。『マーターズ』みたいなルックス。


通称ゴキブリ。ゴキブリのように改造された哀れなやつだ。

キチガイに刃物。とても危険。

エプロンを着て、チェーンソーを片手に付けている。どう見ても話が通じなさそうな危険な奴だ。しかし、突然発狂して突進して来たかと思えば、突然立ち止まり、自分の額を手のひらでバンバン叩いたりするレザーフェイスみたいに可愛げもある。

これがラスボスのハンス博士。元ナチス親衛隊らしい。両手にはStG44を装備している。ジュネーブ条約で禁止されている毒ガス兵器を平気で使用する非人道的キチガイだ。しかもメチャクチャ強いので未だに勝てない。


ハンス博士の悪魔の生体実験。


このように上手いプレイヤーが六人がかりで挑んでも全然死なない。このハンス博士型改造人間が6体でもいれば、ドイツ第三帝国は戦争に勝利したのではないだろうか…。
しかし、このゲームはPS4でも発売予定らしいけど、マルチモード主体だとライトな家庭用ゲーム機ユーザーには敷居が高いのではないだろうか? CODっぽいCG寸劇のシングルモードがお子様たちには必要だろう。あとこのグチャドロ残虐ぶりだと日本発売は無理だろうな…。

前作から大幅に洗練され、前作にあった理不尽さや野蛮さも薄まったけれど、とにかく面白いゲームです。
公式サイト
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