ゾンビが出てこない場面の方が面白いインド産ゾンビ映画『インド・オブ・ザ・デッド』
- 2015/04/08
- 12:15
原題は「GO GOA GONE」
珍しいインドのゾンビ映画。グローバリゼーションの影響なのか、ミュージカルシーンのない現代的インド映画。時間も107分とインド映画にしてはタイト。

三馬鹿のサラリーマンたちが一番仕事できる奴のゴア出張について来て、ゾンビ騒動(危険ドラッグでゾンビ化)に巻き込まれる。

40分以上過ぎてもゾンビが出てこないので、普通なら「ゾンビ早く出せ、オラ!」と怒るところだが、この映画は普通のダラダラした会話部分がゾンビの場面より格段に面白いので途中でゾンビ映画を見ていたことを忘れるくらいだ。この感覚はどこかであったなあと思ったら、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』がそうだった。主人公の三馬鹿をはじめ、キャラクターがみんな面白いのでニヤニヤしながら見れる。会話の最後に必ず英語が混じるのは植民地だったからかな? 香港映画もそうだし、フィリピン映画もそうだ。
ガンジャかチャラスか知らないが、いつも吸いまくっている。

会社の会議室でイチャつく。裸はダメだけど、下ネタはかなりOKなんだなインドは。

ちゃんとナイフとフォークで飯を食べる。グローバリゼーションの影響なのかもう手づかみで飯は食べていないようだ。この様子だとクソした後に肛門を手で拭くのもやめているのかもしれない。というかカレーを食べるシーンが一つもなかったな(主人公たちはピザが大好きという設定)! もうカレーも食べてないのか?

「君と何処かであったね」
「facebookのフレンドよ」
「ああ~」
これもグローバリゼーションだ。

なにかダニー・ボイル的なオシャレなダンスシーン。グローバリゼーションだな。こういうのは日本映画だと無理なのかな。見たことない。

この映画を見るとかなり現代的になったんだなインドは。約20年前に一度行っただけだから、その後の進歩はよく知らない。日本に入ってくるニュースはレイプのニュースだけだし、野蛮人どもはしょうがねえなと感じていたが、偏見だったのか。いやあ、でもこの映画は会話とか気が利いてるし、もうあらすじダラダラ書いても仕方がない。とりあえず見てみてください、面白いので。ゾンビが出てくる場面は特に目新しさは皆無なので見所はない。主要キャラが誰も死なず、最後は教訓(ドラッグはダメ。女性は大切に。)で終わるところも良い。
予告編
珍しいインドのゾンビ映画。グローバリゼーションの影響なのか、ミュージカルシーンのない現代的インド映画。時間も107分とインド映画にしてはタイト。

三馬鹿のサラリーマンたちが一番仕事できる奴のゴア出張について来て、ゾンビ騒動(危険ドラッグでゾンビ化)に巻き込まれる。

40分以上過ぎてもゾンビが出てこないので、普通なら「ゾンビ早く出せ、オラ!」と怒るところだが、この映画は普通のダラダラした会話部分がゾンビの場面より格段に面白いので途中でゾンビ映画を見ていたことを忘れるくらいだ。この感覚はどこかであったなあと思ったら、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』がそうだった。主人公の三馬鹿をはじめ、キャラクターがみんな面白いのでニヤニヤしながら見れる。会話の最後に必ず英語が混じるのは植民地だったからかな? 香港映画もそうだし、フィリピン映画もそうだ。
ガンジャかチャラスか知らないが、いつも吸いまくっている。

会社の会議室でイチャつく。裸はダメだけど、下ネタはかなりOKなんだなインドは。

ちゃんとナイフとフォークで飯を食べる。グローバリゼーションの影響なのかもう手づかみで飯は食べていないようだ。この様子だとクソした後に肛門を手で拭くのもやめているのかもしれない。というかカレーを食べるシーンが一つもなかったな(主人公たちはピザが大好きという設定)! もうカレーも食べてないのか?

「君と何処かであったね」
「facebookのフレンドよ」
「ああ~」
これもグローバリゼーションだ。

なにかダニー・ボイル的なオシャレなダンスシーン。グローバリゼーションだな。こういうのは日本映画だと無理なのかな。見たことない。

この映画を見るとかなり現代的になったんだなインドは。約20年前に一度行っただけだから、その後の進歩はよく知らない。日本に入ってくるニュースはレイプのニュースだけだし、野蛮人どもはしょうがねえなと感じていたが、偏見だったのか。いやあ、でもこの映画は会話とか気が利いてるし、もうあらすじダラダラ書いても仕方がない。とりあえず見てみてください、面白いので。ゾンビが出てくる場面は特に目新しさは皆無なので見所はない。主要キャラが誰も死なず、最後は教訓(ドラッグはダメ。女性は大切に。)で終わるところも良い。
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