政治的に正しいとはいえ、これでいいのだろうか?『グリーンブック』
- 2019/03/02
- 10:08
安定のヴィゴ・モーテンセンで面白い映画なのだが、南部の白人やそのコミュニティを一方的に悪者として描いているので、こういう描き方が増え続けるとそのうち第二次南北戦争でも起きるんじゃないかと思った。
ある指向の白人やそのコミュニティを悪者として描くのは現在表現の政治的正しさ的にはOKなのだが、例えばある黒人やそのコミュニティを一方的に悪者として描くのは現在可能なのだろうか?
もちろんサミュエル・L・ジャクソンがよく演じているように人種混合の悪の組織で黒人がボスなのはよく見る映画の場面なのだが。
この作品の上映前に『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の予告編がやっていて、あの時代のグレートブリテン島なのに、黒人やアジア人が出てきて、「またか・・・」と思ったが、現在の表現の世界ではヒストリカル・コレクトネスよりもポリティカル・コレクトネスの方が大事なのだろう。
ということで、賢く正しい映画よりはワイルドな映画が好きなので昔の映画ばかり最近は見ている。

ある指向の白人やそのコミュニティを悪者として描くのは現在表現の政治的正しさ的にはOKなのだが、例えばある黒人やそのコミュニティを一方的に悪者として描くのは現在可能なのだろうか?
もちろんサミュエル・L・ジャクソンがよく演じているように人種混合の悪の組織で黒人がボスなのはよく見る映画の場面なのだが。
この作品の上映前に『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の予告編がやっていて、あの時代のグレートブリテン島なのに、黒人やアジア人が出てきて、「またか・・・」と思ったが、現在の表現の世界ではヒストリカル・コレクトネスよりもポリティカル・コレクトネスの方が大事なのだろう。
ということで、賢く正しい映画よりはワイルドな映画が好きなので昔の映画ばかり最近は見ている。

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