殺戮系硬派FPSゲーム「Killing Floor」の短編映画化「Killing Floor: Uncovered」がsteamで配信中
- 2015/02/22
- 21:14

とにかく撃ちまくってたくさん怪物をブチ殺すことに特化したFPSの名作ゲーム「Killing Floor」を短編映画化。
無料配信中
「Killing Floor」はsteamゲームの中で最も長くプレイしたゲームの内の一つだ。発売されたのが2009年頃だったから、かれこれ約6年も経っている。最近はあまりプレイしていないが、未だに飽きないスルメゲーだ。

さて、その映画化は、またまたまたのゾンビ映画だ。そして、またまたのPOV形式。本当にゾンビのようにたくさん湧いて出るゾンビ映画は明らかに供給過剰ではないだろうか?
しかし、今回はsteam配信の映画ということで多少の珍しさはある。そういえば、steam創設期の2003年だか2004年に突然ゾンビ映画の短編が配信されたことがあったなあ。タイトルは忘れてしまったが、そんなに悪くなかった記憶がある。
短編のストーリーはホライズン社という人体実験をしている製薬会社に潜入した取材班が、怪物に襲われるというゲームの前日譚もの。登場人物がそれぞれ頭にカメラを付けているので、それらのPOV映像と監視カメラの映像を編集した形式だ。飽きたなあこの形式…。

で、「Killing Floor」。
ゲームの方はゾンビというよりもミュータントと呼んだほうがいいSpecimenという怪物たちが登場したが、この映画では単なるゾンビのようになっている。というか、グラグラ揺れるPOV形式なので、あまりハッキリと写らない。
ゲームの方のSpecimenはこんな感じ。

映画の方はこんなの。

まあファンメイドの自主映画らしいので、これはこれでいいんじゃないだろうか。無料だし。クオリティ的には『ABC・オブ・デス』の中の一編として存在しても違和感がない。だから、まあ面白いか?と聞かれれば面白くないと答えるくらいのものだ。
とにかく「Killing Floor」に関しては、待望の続編「Killing Floor2」が待ち遠しい。最新エンジンで蘇る殺戮の宴はどんなのになるのだろうか?
正直、「Killing Floor2」のトレイラーのほうがこの短編映画より面白いし、燃える。


- 関連記事
カナザワ映画祭 関連書籍