沼も河も出てこない半魚人ものが面白くなるわけがない『シェイプ・オブ・ウォーター』

水辺の場面も撮らず、悪人は雑に悪を演じ、善人は雑に善を演じ、半魚人はいつもの可哀想な怪物のパターン。
永遠に感じる上映時間が本当に辛かった。
唖の主人公が急にララランドみたいに歌って踊りだすシーンもキツかった。
延々と研究所のロケーションも飽きてしまう。ゲーム「フォールアウト４」でもダンジョンで研究所ばかり出てきてマンネリだったし。


UMA物映画だと思って期待したのだが・・・。

５月の神戸開催のカナザワ映画祭2018「世界UMA怪談大会」はこんなフヤけたUMA映画は絶対にやらない！
UMAをペットか何かと勘違いしていないか？！
異生物を理解不能な他者としてちゃんと尊重しろ！
それが真の多様性だ！
安易に感動モノにして理解したつもりになるな！
アホか！

カナザワ映画祭2018「世界UMA怪談大会」上映予定作品『ピエドラスブランカスの怪物』


沼映画についてはこちらを参照。

映画の生体解剖~恐怖と恍惚のシネマガイド~

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稲生 平太郎,高橋 洋 洋泉社 2014-03-25

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