ゾンビ+森=つまらない 『ウォーキング・デッド シーズン5』再開
- 2015/02/10
- 13:01

シーズン5が再開し、エピソード9が放映された。
当初は食人カルトや勝手に自治る警察組織とか出てきて、「オッ!」と数話はワクワクし、盛り上がりそうだったシーズン5も早々にキチガイどもは退治され、また集団で森を彷徨き、深刻な顔でボソボソ話す展開に。
つ、つまらねえ…。
シーズン3で登場したガバナー編の盛り上がりはどこへ行ったのだろうか?
ガバナーの次はもっと強力でもっと凶悪な敵を出す展開しか道はなかったはずなのに、どうしたことなのだろうか?
この『ウォーキング・デッド』製作陣は80年代~90年代の週刊少年ジャンプを読んでいなかったのだろうか?(あ、アメリカじゃ出てないか…。あのエスカレーション方式は全世界が学ぶべき)
このシリーズはもうどんどん新しいキチガイを出していくしか、見てる方も興味が続かないぞ…。


今回の「シーズン5・エピソード9」も、シーズン2やシーズン4の大半のエピソードのようにひたすら森を彷徨き、ゾンビを漫然と退治する展開に。




ス、スイマセン、森はもうイイっす…。もう本当に充分です。もう森は出さないでください!
一応、デカイ黒人のオッサンがゾンビに噛まれ死亡するが、特に盛り上がらない。この役者もレギュラーの仕事がなくなって大変だろうなとしか感じない。

今回のエピソードの監督は特殊メイク工房KNBのグレッグ・ニコテロなのに、ゴア度も低く、オッサンの死ぬ前の幻覚シーンが森をウロつくシーンと同様にダラダラ続く。ガバナーを始め、これまで死亡したキャラたちが登場。オッサンを惑わすが、単なる幻想で本当に起きていることではないので、森をウロつくのと同様につまらない。

唯一面白かった場面は、車の荷台からバラバラと落ちてくる胸像状態ゾンビ。

最後は、とりあえず皆でまたワシントンを目指そうというところで終了。全然ワクワクしない展開…(また惰性で見ちゃうだろうけど)。
RPGゲームの「フォールアウト3」みたいな惨状に首都ワシントンがなっていて、スーパーゾンビでもいたら面白いんだが、そんなわけもないだろうしな…。

関連過去記事リンク:ウォーキング・デッド シーズン5
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