無人攻撃機の操縦士が主人公の「Good Kill」予告編
- 2015/01/11
- 14:36

今でも誤爆しまくって子どもも女も老人も動物も殺しまくっているアメリカ軍のドローンを題材に映画化。何でも映画にしてしまうアメリカはバイタリティがスゴい。「たまには、何の罪もない子どもを殺しちゃうアメリカ軍のドローンだけど、操縦しているアメリカ人も家族のいる悩める普通の人なんですよ、だから許してね」という米軍のプロパガンダ映画なのだろうか?『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』はそんな感じの...
ジョー・R. ランズデール原作のテキサス・ノワール映画 『コールド・バレット 凍てついた七月』
- 2015/01/10
- 07:43

テキサスの田舎が舞台。サイドは刈り上げて、後ろ髪はロングのナイスなヘアスタイルの主人公が、マイホームに侵入した泥棒を射殺する。逆恨みした泥棒の父親は、主人公一家のストーキングを始めるのだが…。オヤジ 「あんたがうちのせがれを殺したんだべか?」主人公 「……」オヤジ 「あんたのせがれは、あんたにソックリだっぺな…」主人公の息子の幼稚園の前で見つめるオヤジ。「復讐はよくない!」とテキサス親父に説教しても聞...
1942年、オーストラリア軍パイロットのサバイバル 「Canopy」
- 2015/01/09
- 11:11

日本軍が勝ちまくっていた1942年初頭。どこか南方の小島にオーストラリア軍の飛行機が墜落、パイロットが不時着した。日本軍が支配する島でサバイバルできるのか?日本語で「ひさし」というタイトルが。オーストラリア軍のパイロットが主人公だが、英語圏の人間は彼しか出てこないため英語のセリフは一つもない。環境音のように日本語と中国語の台詞が囁かれる。日本語も中国語も英語字幕が入っていないので、観客は意味がわか...
ニコラス・ケイジの中国出稼ぎ武侠映画『ザ・レジェンド』
- 2015/01/08
- 12:11

ニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセンが出演している中国映画。十字軍のエルサレム侵略でトラウマを抱えた十字軍兵士のニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセンが流浪の末、中国(時代的にはモンゴル前の宋の時代かな?)にたどり着く。皇帝の後継者争いに巻き込まれた二人は正統後継者のガキとお姫さまを助けることになる。ニコラス・ケイジは電波系の宗教映画にもカネのために出るくらいだから、いつもの感じ。ヘイデ...
リーアム・ニーソンの探偵モノ 『誘拐の掟』
- 2015/01/07
- 15:15

最近はどの映画に出ても『96時間』シリーズのパパに見えてしまうリーアム・ニーソン。今回は一般市民への誤射事件がトラウマとなり警官を辞めた、しがない私立探偵を演じる。原作は「獣たちの墓」というタイトルで邦訳もされているようだ。しがないといっても開幕いきなりコーヒーとウイスキーを嗜んでいたダイナーで偶然強盗に出くわし、瞬時に2~3人を葬り去るのでいつものリーアム・ニーソンだ。逃げる犯人も後ろからためら...
ヒーロー戦隊ビッグ6 『ベイマックス』
- 2015/01/06
- 10:52

4DX+3D版を見たのだけれど、4DXの感想は昨日書いたので、今回は映画自体の感想を。そういや、3Dの印象が全くなかったな。劇場の調整が悪いのかもしれないが、ほとんど3Dの効果がなかったと思う。3D映画で印象に残っているのは今のところ、ロバート・ゼメキスの『ベオウルフ』、ジェームズ・キャメロン『アバター』、リドリー・スコット『プロメテウス』くらいだなあ。『ベイマックス』も例によって情報なしで見たので(この...
21世紀のギミック上映方式「4DX」
- 2015/01/05
- 23:40

ウィリアム・キャッスルのギミック上映方式に憧れて、カナザワ映画祭でギミック上映をやったくらいなので、ドキドキしながら会場へ。劇場内には色々な装置が設置してある。椅子もなんかスゴい。今回4DX+3Dで見る映画は『ベイマックス』。さて、どんなギミックなんだろうか。まず映画開始前に始まった5分ほどの4DXのデモ映像がスゴかった。座席は『ティングラー』の座席に電流を流すギミック「パーセプトゥ」どころではない振...
名古屋のコロナワールドに4DXを体験しに行く
- 2015/01/04
- 20:52

日本初の4DXを導入したという名古屋のコロナワールドへ4DX版『ベイマックス』を見に行った。そのコロナワールドだが、場末感がスゴくて映画館に辿り着くまでに不安に…。雰囲気や客層がドンキホーテに近い。後ろ髪が長い男の子が多い。地方ロードサイド定番のパチンコ、温泉、漫画喫茶などが同じ施設内に併設。温泉のせいか独特の饐えたニオイが。とても狭いフードコート(?)は満席だったが、譲り合いの精神はここにはないよう...
ジェームズ・フランコのシリアス犯罪ドラマ『パーフェクト・プラン』
- 2015/01/03
- 22:50

ジェームズ・フランコ扮する失業中の大工が主人公。自分のボロ屋の地下を間貸ししていたのだが、その借り主の男が孤独死。その後、地下室を掃除すると大量の現ナマを発見。どうやら犯罪に関わるカネのようだったが、カネが必要なジェームズ・フランコは着服することにする。その代償は大きすぎるのだった。イギリスの陰鬱な曇空しか出てこない。リアルな下宿人の死体。貸した部屋で死ぬとは迷惑な…。蝿の飛ぶ音が効果的。刑事 「...
ジェームズ・ガンドルフィーニ遺作「The Drop」
- 2015/01/02
- 08:30

ジェームス・ガンドルフィーニの遺作ということで勇んで見たのだけれど会話が多すぎて字幕なしだとストーリーが追えず辛い…。トム・ハーディやノオミ・ラパスも良い演技をしているのに会話が聞き取れず途中からストーリーに置いて行かれた…。どうも朴訥な風貌でナメられやすいトム・ハーディが付きまとってくる陰険なチンピラをブッ殺す映画だと思うのだが…。トム・ハーディが妙に殺しや死体隠蔽の手際が良いので何か過去があるの...
あけましておめでとうございます。
- 2015/01/01
- 21:43

今年もカナザワ映画祭をよろしくお願いいたします。2015年は9月19日(土)~23日(水・祝)の5連休での開催を予定しています。また正式に公式サイトでは告知していませんが、今回も期待の新人枠として広く作品を募集しますので、よろしくお願いいたします。募集の締め切りは3月末までとなりますので、今から作り始めてもまだ間に合うはずです!細かい募集要項などは近日中に告知します。昨年は小林勇貴(『NIGHT SA...